養殖場について
わたしのバセイでのプロジェクトで深く関わってくるのが漁業です。なかでも、現地語でBangus(バングス)、英語でMilkfishという魚の、養殖池(Fishpond)と養殖籠(Fishcage)の運営、それを取り巻く漁業組合や女性組合のそれと組織の成り立ちやその関係、またマーケットや庶民の暮らしとの繋がりを理解する必要があります。
こちらBangusです。これは獲れたてBangusで体がぴんぴんしてめっちゃ美味しそう。目がでかく、お腹部分にミルク色の油がのってるのが特徴です。
ちなみにバセイには、2013年の超大型台風ヨランダ襲来前から沿岸部に養殖ケージが沢山ありましたが、全て跡かたなく流されてしまい、被災後にまた新しい養殖場を町役場やJICA、地元の政府組織の援助を受けながらいくつも作りました。
そこで現地の魚の専門家のかたに、先週末養殖池と養殖ケージに連れて行ってもらいました。
こちら養殖ケージ。
こちらは養殖池。
こちらはバングスを使ったキニラウと呼ばれる、生魚の酢漬けみたいな料理。かぼすが効いてて美味しい。ペルー料理(名前忘れた)にもこういうのがありました。要はスペイン料理の続編ってことですね。生食べられるのはフィリピンだからですね~
こちらムキムキのカッコいい漁師さん。惚れ惚れしますね~
こちらもかっこいいお兄さん。
先週末の学び
・技術的な学びが多かった。
・養殖場は隣の大きな町のビジネスマンによって管理されているけど、この市場経済の介入によってかなり多くの安定的な雇用が生まれている。例えば、養殖池の管理を任されている地元のお兄ちゃんたちは、一定の給料プラスタダのお米をもらい、十年契約を結んでいる。
・若い漁師さんはムキムキ。